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寝たきり防止(実体験より)

祖母 94歳圧迫骨折からの復帰 その1

投稿日:2019-01-27 更新日:

今から約四年前。祖母がその当時94歳で要介護3でした。

室内では杖をつけば一人で歩け、ヘルパーさんに付き添って頂き自宅のお風呂に入っていました。

 

その当時、親戚をサポートしながらデイサービスの立ち上げ業務をしていました。

 

仕事をしていた最中、母親から電話が入り「おばあちゃんが転んで凄く痛そうだけど、どうしよう?」と慌てた様子。

 

仕事をすぐに抜けられる状態ではなく、しばらく考えてから
「救急車を呼んで病院に連れてって」とお願いしました。

 

 

何故、しばらく考えたかと言うと。

1.骨折していて入院となると、認知症のない祖母が認知機能低下になる確率が高まること。その後の介護ケアが大変になること。

2.室内で自分でポータブルトイレを出来ていたのに、オムツ状態になる可能性。

 

という事をいろいろと考えていました。しかし、まずは状態を把握しなくてはと、頭の中で優先順位を決め、病院にいくまで色んな状態のシミュレーションを考えていました。

 

 

 

病院に着くと、祖母は小さく丸まり不安と痛みに耐えている様子。

 

先生からは、「腰痛圧迫骨折ですね」

 

「年齢から考えても手術は出来ませんし、コルセットを作り安静にしているしかないですね」と言われました。

「入院なら1週間ぐらいは預かれますが、どうしますか?」

 

私は即答で、「今日連れて帰ります」と返事しました。そして耳の聞こえの悪い祖母の耳元で「痛いけど、今から家に帰るからもう少し我慢してね」と話すと。

 

祖母は万遍の笑みでうなづき、私に手を合わせてくれました。

 

しかし、母は「家に帰ってもこんな痛みで大変だから入院した方がいい」と、普通はみなさんそう考えますよね。

 

普通は今の状態を見て判断します。

 

でも、高齢者の場合は違うと思ったんです。

 

今だけを判断していると、どんどん重度化になる可能性が高まります。

 

だって自分の部屋にいれば、なにより安心出来ます。ご先祖さまのお仏壇もあり、私達家族にも毎日会えますから、当然認知機能の低下は防げます。

 

母を説得をして、帰る決断をしてからがまた大変でした。

 

自宅に帰る車の手配です。病院で紹介された搬送会社もありましたが、時間がかかる事と。搬送手段がタオルで車から部屋まで運ぶ?と言われました。

 

そこからスマートフォンで検索して電話するの繰り返し。4件目ですぐに来てくれて搬送もしっかりしている会社に決定しました。

 

無事に帰宅した祖母ですが、痛みがひどく寝返りも出来ない状態でした。

 

最後になってしまいましたが、転んだ原因は、じゅうたんでした。

 

毎日の日課の、お仏壇にお線香をあげた後にじゅうたんに引っ掛かり、尻もちをついた事でした。

 

怪我をしてから、自宅に帰るまでこんな長い1日でやっとの思いで祖母を自宅に連れて帰りましたが、ここからが在宅介護のスタートでした。

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