デイサービスでのグループ指導 最初はイキイキFitと今までの体操と、何が違うのかスタッフもよく分からない様子でしたが、研修が進むにつれ「全く違う!」「運動のコーチみたいです」と話していました。 ご利用者に運動指導を始めると、今まで誘っても体操に参加しなかった、男性ご利用者が自ら参加を希望してきました。お風呂と重なると「お風呂よりイキイキFitを優先して欲しい」という申し出には、スタッフ一同驚きました。 また、バーセルインデックス評価で改善度が良くなった方も多く「単なる運動ではありません!」と言う意味がよくわかりました。 個別指導の方法も教わりお一人ずつ違うお悩みの対応ができました。 個人により回数が違うこと、さらにボールやチューブ・タオルで負荷を変えること。負荷の変えるタイミングも教えて頂きました。 ご利用者から「足腰のふらつきが無くなった」「腕が上がる様になった」と嬉しい声を聞けるようになり、スタッフの働きがいにつながり、施設にも活気が出る様になりました。 パーソナル指導 数字とコメントでの評価 イキイキFitは運動を毎日実践していただくことが基本です。ご自宅でも実践した方は、日常生活動作が大きく変わりました。(バーセルインデックス)毎日の習慣にするのは大変ですが、研修で教わった「高齢者の感情の理解」「目的意識」「運動の効果」等をご利用者に話すうちに、「自分の為だからがんばる!」とみなさん継続してくれています。「自立促進コーチング」を学んだあと、職員の意識が変わりました。自立という本来の意味が深く理解できたと感じます。 驚いたことに職員が自ら「筋肉の動き」を手書きで書いて、トイレやフロアに貼っていました。 ご利用者の意識が高まると同時に、職員の意識が向上してきました。 トイレでは今までは車椅子で行っていた方が、職員のサポートで歩いていく様になったり、入浴時もご自身で出来るところはやって頂く。出来ないところだけ手を貸す様になりました。 職員から「今まで過保護ケアだった」「見守るケアなら腰に負担がかからずありがたい」と話す職員が増えています。 介護職員の成長