親が心配…転倒は筋力低下のサイン|高齢者の転倒予防と運動

従業員の父親が転倒したから相談にのって。
1通のメールから考える「転倒予防」と筋力低下のサイン

 

健康経営を支援する立場に届いた「親の転倒」の相談


今朝、私が健康経営をサポートしている企業の社長さんから、1通のメールが届きました。
内容は、従業員のお父さんが転倒し、膝を縫う怪我をしたので、従業員が相談したいと言うメールでした。

命に関わるような状態ではなく、入院も不要とのこと。
それでも従業員の方は、「このままで大丈夫なのか」「今後どう考えたらいいのか」と不安を感じ、連絡をくださいました。

このような相談は、実は珍しいことではありません。
仕事と親の両方を抱える世代にとって、親の転倒は突然現実になる問題だからです。

 

膝を縫う怪我は軽症?それでも見逃してはいけない理由


今回の怪我は、一般的に見れば「重症ではない」と言えるかもしれません。
しかし、重要なのは怪我の程度ではなく、転倒したという事実です。

縫うほどの怪我をするということは、転びそうになった瞬間に身体を支えられなかった可能性があります。さらに、転倒するほど「筋力が低下している」と言う現実です。

これは単なる不注意ではなく、身体機能の変化が背景にあるケースが多く見られます。

「たまたま転んだ」「運が悪かった」
そう片付けてしまうと、本当のサインを見逃してしまいます。

 

高齢者の転倒は「偶然」ではなく「筋力低下の結果」


高齢者の転倒の多くは、偶然ではありません。
その背景には、次のような身体の変化があります。

・太ももやお尻の筋力低下
・片脚で立つバランス能力の低下
・歩幅が小さくなっている
・とっさの反応が遅くなっている

これらはすべて、筋力低下が進んでいるサインです。
本人は自覚しにくいため、「まだ大丈夫」と思ってしまいがちですが、身体は確実に変化しています。

 

なぜ筋力が落ちると転びやすくなるのか


年齢とともに筋肉は自然に減少します。
特に影響が大きいのが、太もも・お尻・体幹の筋肉です。

これらの筋肉が弱くなると、

・段差を越える力が足りない
・バランスを崩したときに踏ん張れない
・転びそうになってもブレーキがかけられない

といった状態になります。
つまり、転倒は筋力低下が表に出た結果なのです。

 

転倒をきっかけに始めたい運動と筋トレの考え方


今回のように怪我が深刻でなかったことは、不幸中の幸いです。
そして同時に、「今だからこそ間に合うタイミング」でもあります。

転倒をきっかけに必要なのは、無理な運動ではありません。
重要なのは、

・正しい部位の筋肉を使うこと
・少しずつ継続できること
・日常生活につながる動きであること

こうした筋トレや運動を取り入れることで、再転倒のリスクは確実に下げることができます

 

親が転倒したとき、家族が考えるべき視点とは


もし、あなたのもとに
「親が転んだ」「怪我をした」
という連絡が来たら、どう感じるでしょうか。

「大したことがなくてよかった」で終わらせるのか、
それとも「これを機に何ができるか」を考えるのか。

転倒は、身体からの大切なメッセージです。
早い段階で気づき、行動を変えることで、将来の不安は小さくできます。

親の転倒は、決して他人事ではありません。
今できる備えが、これからの安心につながります。

関連キーワード

関連記事

RELATED POST

最近の記事

  1. 親が心配…転倒は筋力低下のサイン|高齢者の転倒予防と運動

  2. 親の将来と自分の老後が不安なあなたへ

  3.  在宅介護で一番つらいのは、実は「孤独」です

  4. 家族と、生き方と、私の使命の話

  5. 寝る前におすすめのストレッチ3選|50代からの疲労回復と介護予防に効果的な習慣

アーカイブ

PAGE TOP
MENU
無料体験会お申込み

TEL:042-537-7230

月曜〜金曜 10:00〜18:00(土・日・祝日を除く)